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Dの誘惑

2年前のある日、自宅に小包が届きました。それは親友からの物で、中身は5枚組みのCDでした。自分でテーマ毎に編集したその音楽CDには、学生当時一緒に時を過ごしていた友人たちへのメッセージがつけられていて、もらった私には心底懐かしく、少し体が震えるくらいの感動でした・・・。
「バブルの絶頂前」という、時代の華やかさの一歩手前で学生時代・社会人1・2年生時代を過ごしていた私たちは、日々変わっていく街の中でも常に「深く楽しむ事」に没頭していたように思います。そんな中、私や親友が特に音楽に対するこだわりは深く、聞く・演奏する、を初めとした楽しみの他に「踊る」、という大きな楽しみを見つけてしまったのです。その躍る場所は、「Disco」!(あー、ここで時代を感じて密かに赤面してしまいますが、全国でリバイバル現象が起きている現在、思い切ってカミングアウトしてみました。)バブル期では、男性を意識しまくり半裸状態で躍ったりしていたようですが、私たちは純粋に「音のシャワーを全身で浴びる」快感に身を委ねていました。(当然、異性との出会いを第一の条件にしていた人もたくさん居たでしょうが。)
特にSoul Musicを愛している私と親友は、その好きな曲に身を委ねるのがこんなに楽しいのか!と見事にハマり、毎日Discoの事ばかり考えていたような気がします。
その内、少しずつかかる音楽の内容も変わっていき、時代に合わせるようにテンポが速くなり、女性たちも少しずつ派手になり・・・。それでも、心が鷲づかみになる曲は必ず表れ、かなり楽しい数年間を過ごしたのです。
そうこうしている内に仕事も多忙になり、そろそろ結婚・・という仲間達が増えていき、愛するDiscoにも次第に足が遠のいて行きました。「昔、遊んだよねぇ」的な話題の懐かしい材料でしかなくなっていた頃に、またDiscoブームが突如、いやヒタヒタと到来したのです。こうなったらもう、心臓がドクドクするくらい興奮してしまい、その時の仲間と連絡を取り合うと、二つ返事で「行ってみようよ!」とDiscoへ!(もちろん私は主人への了解を取り付けましたよ、不良妻ではありません。)その結果は・・・・・・、もう、楽しくて楽しくてたまらなかったのです。そこに居る人たちはかつての私たちと同じ年代でしょうが、同じ曲で盛り上がるその楽しげな様子は、本当にタイムスリップの画像を見ているような、とても不思議な感覚でした。そんな空間と音楽に完全にハマってしまいそうで、何とか自分にブレーキをかけながら日常に戻ったのですが、アノ快感は麻薬のように私を支配してしまい、今でも友人と「楽しかったね!絶対また行くぜ!」と誓い合っている次第です。
ともすれば、保身に回ったり将来をばっちり考える時期にきている私たちですが、たまには、漠然とした将来に不安を感じながらも、強気で前向きに生きていたあの頃を思い出しながら、身を委ねる快感に酔いしれるひと時を少しだけ与えてくださいね、世のご主人!

[2006-05-14 18:53]

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