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追記
前回のコラムで後ろにも目の着いた?店主のいる店の事を書いた。
書き忘れた事があったので、記しておこう。
この店は相席を絶対にさせない。
そのため、席数が少ないので当然行列が出来る。
だが、いくら長蛇の列が出来ても食事中のお客には「ゆっくりして行って下さい」と何度も声をかける。
外で並ぶ行列の人達の為には夏の時期蚊取り線香を絶え間なく炊き、数本のスプレー式の虫除けを置く。
我が家など、アトピーで皮膚の弱い娘がいるので、待っている間の虫対策には本当にあり難かった。
友人が言うには夜のお客にはもっと気を使い、長蛇の列に並ぶ子供達に花火を配って歩くそうだ。
「お待たせして申し訳ありません。」と…。
決して笑顔でお愛想する訳ではない。
むしろ、淡々と仕事をこなす職人のようだ。
だが、子供さえもお客として大切に扱う?姿勢が感じられる。
それから、そのお店の最後に最後のサービス。
それは爪楊枝だ。
私は歯の隙間が殆ど無く、1度食べ物が挟まるとなかなか取れない。(綺麗な話でなくて、お食事中の方は誠に申し訳ありません)
だから私のポーチの中には爪楊枝が必ず入っている。
お店の中では当然の事使ったりはしないが、帰りがけに1本頂いていく事はよくある。
その時も1本頂いた。
まとめて入っている楊枝とは違って、1本1本袋に入っていて楊枝の先にはグリーンの何かが塗られていた。
ペパーミントである。
楊枝を使うとスッとするだけでなく、ミントの香りが口の中にしばらく広がる。
以前どこかの店でも頂いた事があるが、個別包装のものはあっても、ミントが塗られた楊枝をお客の為に用意する店はそう無い。
最後まで抜かりのない店であった。
[2006-10-09 09:48]