« 高濃度の酸素より・・・ | メイン | 「月」を買う »

お犬様

日本の歴史の中で、犬が“お犬様”と呼ばれ野良犬などを粗雑に扱ったりすると罰せられた、徳川5代将軍 徳川綱吉が出した「生類憐れみの令」は有名である。
極端には、“人間より動物の方が大切”というこの内容は、綱吉を語る上では外す事の出来ないキーワードだ。
で、今回は日本史か!って?
いえいえ、歴史は夫の得意分野ですもん。
最近、ペット市場が凄いというのだ。
なんと1兆円にも昇るという。
少子化の現代。今年の調べで15歳以下の子供の人口がペットの数を下回っってしまったというから、致し方ないのかも?
高齢化の日本で、高齢者向けの娯楽施設や介護施設が増える中、ビジネスではペット業界が注目株ということか。
自然が少なくなり、家族の団欒が無くなった都会の家庭や、寂しい1人暮らしの独身貴族にはペットだけが唯一のよき理解者であり、ペットと過ごす時間は最高の癒しの時間…という人が増えている。
例えば犬を見ても、犬の為の洋服はもう当たり前。
犬の為に月何万円もブランドの服を買い、犬用のエステサロンに通う。
犬用のコインシャワー?も登場し、ストレスを与えない適度な湯加減と水量にご満悦。
近頃オープンした犬用の幼稚園は順番待ちの人気ぶり。
諸経費を抜いて保育料は月2万円というが、入学金はケタ違いの○十万円!
朝9時~夕方までと人間の子供と変わらない保育時間で、専門のスタッフが教育にあたる。
1ケ月もすると見違えるほどお行儀が良くなり、飼い主が迎えにくるとバスケットの扉を手(前足)であけ、ちゃんと帰宅の準備をする。
犬向けのデリバリーサービスも人気だ。
ある家庭では週に3回、無添加の食材を使った犬用のお弁当をとっている。
どれも見た目は人間が食べるものと変わらず、彩り鮮やかで味も健康を考えた素材を活かした薄味。
少し味を加えれば人間も食べれるそうだ。
ペットにお金をかけれるというのは、一昔だとそれなりに所得の高い家庭だけだったが、今では“ペットは家族。家族にお金をかけるのは当り前”
という家庭が増えているという。
ちなみに我が家(夫の実家の犬)も犬年齢を10歳過ぎ、人間で言えばすっかり御年配。
ビーグルとラブラドールのハーフ(いわゆる雑種)で赤ちゃんの頃はそれなりに可愛かったが、最近は全体の毛が白っぽくなり青く美しかった目も白内障のためよどんできた。
自慢の耳もほとんど聞こえなくなり、前回帰った時などは5メートルほどのところで久々再会して名前を呼んでも、こちらを全く認識出来なかった。
昔は家の外に車が停まっただけで、大喜びしてしっぽを振り猛ダッシュで駈けてきたのに…。
(お陰で猛ダッシュの通り道に居た生後数ケ月の娘がいきなり踏まれ、冷や汗をかいたこともあったっけ…)
ペットを可愛がるのは良いが、人間と同じくペットも年をとる。
ペットが人間並みに増えている昨今、ペット高齢化の為のビジネスがいずれまた激化するのだろうか?

[2006-11-04 11:58]

コメント

コメントしてください




保存しますか?