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わが子に限って・・・
自殺の連鎖が起きている。
この数週間、テレビを付ければ自殺のニュースばかり。
責任が問われる大人も逃げ場を無くして自殺する。
これでは子供の自殺を止められる訳が無い。
小学校の2年生の息子までが「また子供が自殺したね」とポツリ呟く…。
子供への影響を気にしておちおちニュースも見れなくなってしまった。
話は変わるが…先日小学校の個人面談があった。
当初学校より決められた予定と合わずに時間の変更をお願いすると、最終日の最後の時間に割り当てられた。
「僕、勉強は普通のランク」と冷静に自分を判断する息子は、誉められるのは本能のままに動く体育と図工位なものだが、これといって問題があるとも思えない。
持ち時間の15分はたわいもない話で終わるのだろうと想像していた。
ところが…私の想像は見事に裏切られた。
「●●くん(←息子)についてちょっと心配な事があります」
先生は深刻そうに切り出す。
幼稚園の頃からだが、誰に似たのか(夫は死んだ私の父に似ているというのだが…)わが息子は勧善懲悪なところがあった。
友達同士のケンカやいじめなどを許せず、トラブル現場に必ず登場する。
担任の先生は息子がしばらく幼稚園を休んだ時にこう笑った。
「お友達同士のトラブルがあっても、いつも止めてくれる●●くんがお休みなので私が1番困りました…」
小学校に入学してからも1年の頃はこの性格で誉められたのでまだ良かった。
2年生になった今はそれがかえって心配だというのだ。
1年生の頃とは違って、自分達で手に負えないトラブルは「先生に言うよーっ」と助けを求めるようになるのだが、ケンカ両成敗とばかり先生は当事者2人を叱る。
わが息子も先生に助けを求めた事があり、その時に叱られた2人を見て自分が先生につげ口したせいで叱られている…と思ったらしい。
それからは自分を含めたトラブルも先生の耳に入れなくなった。
学校から自宅に帰ってきて、例えばケンカして撲られようとも私にも簡単には言わない。
何度も「何かあったんでしょう?」と聞かなければ絶対に口は割らない。
ようやく聞き出して「やられっぱなしでなくて、やめてと何度も言っても止めないならやり返しちゃえ!」と腹正しく私が言えば、「いくらやられても仕返しはいけないんだよ!」と反論する始末。
“目には目を!”の私とは違い、根っから真面目なのである。
同じクラスの友達にも、たとえ自分がやられても「この事は先生には言わないで。僕は大丈夫だから…」と言うらしい。
担任の先生はこう言った。
「今はまだ良いのですが。このまま高学年になって●●くんの優しさが仇になってしまうのが心配です。●●くんはその都度ストレスを抱え、相手のクラスメイトは●●くんは嫌がっていないから、やっても良いものだ…と感違いしてしまう。」
結果、いじめや自殺に繋がる…と言いたいのだ。
今の親はどんな小さい事も学校に報告する。
同じクラスの保護者の話を聞いてもちょっとした事で「学校に電話した!」と聞くが、私は学校に電話した事など無かった。
親が介入するのは簡単だが、子供同士のトラブルは基本的に子供同士で解決するべし!…と思ってきたからだ。
1時間にも及ぶ面談の最後に、今後先生の知らないところで起きたトラブルを息子から聞いた時は、すぐ!先生に報告するように言われて帰ってきた。
小学生の校内暴力や自殺が増える中、やんちゃなのも優し過ぎるのも問題なのである。
これからの子育てしていく上で、“わが子に限って…”とは思ってはいけない。
ふむ…単純な私はまたもや単純に思ってしまった。
逃げ足は今の所速くて心配ないが、しいて言うなら我が息子には「精神と肉体を鍛える」事が必要だと…。
やっぱり空手とか?合気道とか?
悩みの増えた私である。
[2006-11-25 13:26]