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安・安・安

それにしても渦中の「発掘!あるある・・・」の影響は、多大なものです。
私は、あの騒動のさなかに、行きつけの大型スーパーに行きましたが、そこは普通に納豆が鎮座し、普通に買い求める人々が居ました。問題の放送の直後はもしかしたら品薄になっていたかも知れませんが、「日常食としての納豆は健在!」と妙にホッとして帰宅したものです。
以前のコラムにも書いた通り、私は自他共に認める納豆好き。
そんな私は、単なるブームで(しかも捏造で!!)愛する納豆が余ったり、捨てられたりしたら、それこそ忍びない、と心穏やかではないのです。

しかし、人間の心理とは面白いもの。人気番組での紹介とあらば、たちまちアッと言う間に人間の行動力を突き動かすものなのですねぇ。
しかし私ならば・・・「次の日に買い求めたら、店や周囲の人に『この人はTVを見て買いに来たのね、痩せたいのはどこなのかしら?』などと思われるのでは??」と実に小市民的な考えで、逆に近づきませんね。
そして、必ずアッと言う間にブームは去るはずだから、ゆっくり買いましょう、と思うはず。いい意味で「私は流されない」と自負しつつ、今回の騒動は実に興味深く推移を見守っています。
何故、あんなにブームになったのか?と、私なりの考察。(TVやニュースでコメンテーターが言う事と、重複していたら悪しからず・・・。それを盗用していませんから)
1. 普段からの人気番組内での取り上げであった。2.何せモノが「納豆」。安くて手頃で身近。3.必ずと言っていい程、家庭にある常備食である事。 4.「食べて痩せる」というちょっと考えればわかりそうな簡単過ぎる実行内容。
(こうやって書き出してみると、納豆ばかりに当てはまるものではないですね。例えば、「海苔」でも「豆腐」でも「卵」でも良かったような。)
また、何回も色々なものがブームになる時に、根底にあるのは「安・近・短」ならぬ「安・安・安」ではないでしょうか!
安くて・安心できるもので・やり安い(本当は易い?)  
でもこれって、人間としていつも欲しいものですよね。これにぴったり合えば、何だって「良いもの」に変わっていく。
この心理にうまーく入り込んだのが、あの番組。でも、ちょっとやりすぎましたね。データを改ざんした時点で、発信側は「バレる」と気づくべきでした。

好対照なのが、かの「みのもんた」さんのいわずと知れた昼の番組。あれも、世の主婦や、人生経験豊かな、見る目厳しいおば様方を納得させる内容ですが、決定的に違うのは、番組の中で紹介する食材や情報を発信する時、必ず「専門家」や「医師」がそこに居る、という事なのです。データだけを見せるのではなく、その道の専門家が、自分の口から効用等を発信するシステム。これにより、「安・安・安」にプラス「確信」があるのです。だからこそ、様々な事があっても長寿番組として成り立っているのですね、きっと。

色々書きましたが、結局、私たち人間は「影響を受けやすい生き物」であるという事。
影響を受けようとする時、今回の納豆騒動を思い出し、自分の中で選別してみましょ。
第二の納豆を出さないためにも・・・。

[2007-02-01 15:23]

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