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時代は筆字?
今、書道教室が大人の習い事のブームなのだそうです。テレビの番組で、20代からの女性を中心に教室によっては、満杯状態とか。
何でも、「カリスマ書道家」と呼ばれる若いイケメンの書道家達の台頭で、「堅苦しい」とか「古臭い」というイメージがなくなり、女性たちは「以前にも習っていたけど、今、習って初めて楽しい!と思えます」と生き生きと話していました。
そりゃそうでしょう、イケメンが間近で手取り筆取り?ご指導してくれるんだもの~。
でも、どんなカタチであれ、伝統文化に生き生きと触れている姿は素敵に見え、私も書道教室に通いたくなった程です。
思えば私も、小学生の時友人と連れ立って、小さな書道教室に6年生まで通っていました。そこは、少し体のご不自由な先生が、10帖ほどの和室の上座にどっしりと座っていて、私たち生徒は手本に従い黙々と課題の文字を書き、自分で「これがいい」と思うものができた時に、先生のところへ見せに行き指導を受けていました。
当時50歳代だったであろう先生は、声が大きく、躾に厳しく、挨拶からビシビシ指導されました。自分でいいなと思った文字が書かれた半紙を先生に出しても、「ダメだ!ここをもっと丸く!」などと叱咤されて、スゴスゴと自席へ。そしてまた何度かチャレンジして、最後に「ヨシッ!これでいいっ」と花丸をもらう嬉しさは格別でした。先生は、厳しいだけでなく、クイズ形式で文字の意味などを教えてくれ、またそれが楽しかったのを覚えています。周囲の生徒たちが、どんどん「ヨシッ」と言われるのに自分だけがまだ・・・と
焦ったり落ち込んだりしても、不思議と続けたい教室でした。
だいぶ年月が経った頃、風の噂で、先生が亡くなられた事を聞き残念に思ったものです。
さて、今は巷で筆字の商品が多いのだそう。
スーパーやコンビニに行って注意深く見てみても、結構たくさんあるものです。代表的なのはお茶のペットボトル。他にはカップラーメンやパンにも。意図としては「素朴であったかい感じ」があるんだそうです。確かにそうかも。いかにも素人が書いたような文字が並んでると、食べ物であればおいしそうだし、何か安心するのでしょうね。
今後、色んなジャンルで筆字文字が出現してくるのでしょう。筆好きな私としては、嬉しい限り。きっとまた単純に売り手の作戦に乗って、筆字の商品を買ってしまうのでしょう。
余談。その昔。私の友人がコワモテのヤ○キー風の男性と付き合っていました。初めはものすごく怖い人なんだ、と警戒していましたが、何とその男性は「書道」が趣味と聞かされびっくり!「半紙を目の前にして正座すると落ち着くんだ」という彼に、「意外だけどすばらしい!」と急に「いい人じゃない」と友人に言ったりして。
一人でじっくりと心を落ち着けてやるにはうってつけ!
あなたも書道やってみませんか?
[2007-04-09 13:11]