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それぞれの成長

2005年の夏のある日、私たちは出会いました。その時私は妊娠7ヶ月。産婦人科医院で「母親学級」が催され、私は会社を休んで張り切って参加しました。
そこに集まったのは、12、3人のほぼ同時期に出産予定のプレママたち。
初産がほとんどの為、みんな若干緊張気味です。自己紹介に始まり、助産師さんの色々なお話に真剣に聞き入り、最後は妊婦体操で終了。その時は言葉を交わす事がなかったのですが、大分お腹も膨らんだ9ヶ月くらいの第2回目。私たちは挨拶を交わして別れました。

いよいよ臨月。
私は帝王切開による出産が決定しており、指示通り出産日の前日に病院へ入院しました。事前に予約していた個室は、私を含んで全室満室。助産師さんとの打合せをして、出産前の夕食をおいしく頂き、「私ったら意外に落ち着いてる~」と私よりも緊張している主人を横目に食欲旺盛。その後廊下に出てブラブラしていると、生まれたての赤ちゃんを抱いた個室の新米ママが。挨拶をすると、そのママが「もしかして、母親学級一緒でしたよね!」と声をかけてきました。よく思い出すと、私の隣に座っていたママ。
ハキハキしている人なのですぐ思い出したのです。するとママはもう1つの個室を指差し「この部屋の○○さんもきっと一緒だったハズ」と言うのです。すると間もなく、その個室からスラリとしたママが哺乳瓶を持って現れました。「○○さん、覚えてる?」とそのママに声を掛け、私たち3人は「初会話にして再会」、という面白い場面を迎えました。
しばしその偶然の再会に盛り上がり、廊下でお互いの近況(改めて自己紹介)報告をし合ったのですが、声を掛けてくれたママAもママBも無事に出産済。明日にその日を迎える私に色々アドバイスをくれたのです。スイカのようなお腹をなでながら、「心強いなぁ」と感謝したのを今でも覚えています。
さて遂に出産の時。点滴をつけたまま廊下を歩く私を二人とも「頑張れーっ」と声援してくれ、何とか無事に息子を産むことができました。
その後、お互いの部屋を行き来して情報交換をして更に仲良くなり、退院の時はメールアドレスを交換してそれぞれの新生活に戻ったのでした。
その後も、新生児を抱えての不安や出来事などをお互いに報告しながら、是非子どもと一緒に再会しよう!と励まし合っていたのです。
時は流れて、生後半年を過ぎた頃、(私は仕事復帰・二人は専業主婦)「いよいよ会おうよ」と、子連れランチを決行しました。
半年ぶりに見る子ども達は3人とも丸々太って首もしっかり座り、まるで別モノ?
私たちママは、まだ子育てに悪戦苦闘しながらも、自分たちの生活のリズムをしっかりつかんでいる様子。途中泣き喚く子どもたちをあやしながら、授乳をしたり写真を撮ったりしながら、楽しい時間を過ごしました。
それから約1年半・・・・私が休みの平日を中心に月1回ペースで「会合」を開き、とても良い関係を保っています。子ども達も、何となくだけど「仲間だな」と認識しているようですし。
先日も3月の会合を開き、ママA宅に集合。ママBは初夏に二人目を出産予定、我が家は息子が保育園入園予定、と、今までとまた違う環境になる私たち。これからは頻繁に会う事ができないかもしれませんが、お互いの子ども達の手が離れた時にこそ、また新たな友情がスタートする、と思っています。年代も家庭環境もそれぞれ違う私たちだけど、あの日、母親学級で出会った偶然を大事に、これからもお付き合いをしていきたいものです。

ママBが、手をつないで公園に向かう我が子たちを見ながら、「みんな成長しましたよね。」と感慨深げに一言。
本当に。考えてみれば胎児の時からのオトモダチ。
これからもどうぞ宜しくね!と小さいけれどしっかりした子ども達の足音を聞きながら、心の中でつぶやいたのでした。

[2008-03-16 15:06]

コメント

コメントありがとうございます。私はちょっとしたきっかけで素敵な出会いに恵まれました。男性同士(パパ)の場合は、静かにお互いを観察し・・仲良くなると強い絆!で結ばれそうですね。

投稿者 主婦1 : 2008年03月21日 17:29

子供が出来ると、何かと子供をきっかけに会話が出来ますよね。

私は男性ですが、女性は特にそのような機会が多いようなのでうらやましいです。

投稿者 ゆう : 2008年03月19日 08:12

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