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視線
少し前のある日。
お客様の敷地で、測量をさせて頂いてました。
設計部のS部長と一緒に敷地内を歩き廻り、様々な部分の測量を終え、日が暮れつつある事で片付けを始め、新たな図面を描くことでの打合せをしていた瞬間。
確かに「視線」を感じた私。
少し冷たくなってきた空気のせいかな?と周囲を見回すと、道を隔てた隣家の窓に数匹の猫がこちらをじっと見つめています。
そうか、と笑顔になったものの、もっと違うところからの視線である事に気づき、再度周囲を見回してみました。
すると・・・
足元に彼らは居ました!
私はその彼らに思わず目を奪われてしまったのです。
彼らは、本当に「二人で」私に何か話しかけているように、首をかしげながらこちらを見上げます。
「どーした!君たち!」と思わず声をかけた程「擬人化」したパンジーは、夫婦のように寄り添っています。
私は何だか胸が熱くなってしまい、けなげにこちらを見上げるパンジー夫妻にシャッターを向けたのでした。
「人面○○」と呼ばれるモノたちは数多く存在しますが、実際発見したのは初めてだったので、純粋に驚くと同時に生命の不思議さを感じた瞬間でした。
パンジー夫妻は今後寄り添ってしおれていくのかもしれませんが、あまりのいとおしい姿に、ここで紹介しようと誓いながら、敷地を後にしたのでした。
これを読んでくれた方へ・・。
何か視線を感じたら、周囲を見回してみませんか?
きっと一瞬でも心をわしづかみにされるモノ達に会えるかもしれませんよ。
[2008-05-09 18:40]