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鬼に笑われる

今年もう10月…。

この夏を(無理やり)振り返ってみた。
特に印象的だったのは“朝顔”だ。
私のコラムをもう読んで下さった事のある方はすでにお察しだと思うが、ひじょ~に大ざっぱな
私は、色んな意味で細かい事が苦手である。
細かい事に入るのかは定かでないが、中でも植物や動物のお世話は最も苦手!
花は好きでよく飾るが鉢物はまず買わない。
いつも切り花。
たまに気分で買おうものなら、翌年には見事に(?!)その植物は我が家から姿を消している。
なので、この間も書いた“生き返ったパキラ”は、私にとって本当に奇跡的な出来事だった。

asagao.JPG

さて、細かくお世話するのが苦手な私でも毎年プライドをかけてお世話する植物がある。
夏休み中に持ち帰る、子供達の植物…。
毎年の事なのだが、子供達の通う小学校では理科の時間に育てている植物類を夏休み中持ち帰り、
観察日記を書く課題がある。
今年も夏休み中に息子のひまわりと娘の朝顔がやってきた。
ひまわりは結構丈夫で一度咲いてしまうと終わりなので、
そう手をかけなくとも何とか育つ。
問題は朝顔…。
息子が1年生の時は盆に帰省している間にすっかり萎れてしまい、
後でずいぶんぐちを言われた。
厄介なのは夏休み中の手のかけようで、2学期が始まってから
持っていった植物の成長ぶりが明らかに違う事である。
ちゃんと世話をした児童の植物は青々とイキイキしており、
手を抜いた植物は枯れてしまっているものさえある。
ある意味、母親の威信がかかっている。
…そう思っているのは意地っ張りの私だけだと思うが…。
私のプライドと娘の努力の甲斐あって、我が家の朝顔は本当に見事に育った。
一番最初に咲いたのは、私が大好きなブルーの朝顔。
あまりの大輪に、お世話嫌いな私も歓声を上げた程。
次に薄いピンクが咲き、赤紫に紫、白いふちのある花に次々と大きな花を咲かせ、起きてすぐ朝顔の花を見に行き花の美しさを楽しんでは次に咲く蕾の数を数えるのが娘との日課になった。
あまりの美しさに、当初置いていた場所から鉢をリビング前に移動し、窓岸にいつでも楽しめるようにした位だ。もともとの種のあたり具合も良かったのだと思う。
息子の時とは花の大きさも月とスッポンだったし、
色の種類も全然違ったから。
こうなると途中で投げ出す?私も必死!
来年もこの“当たりの朝顔”を育てたいと、種の収穫(というのか)を心待ちにしていた…。
そして念願の、初めての種の収穫!!!
ところが…。
“ママ、これ家では種採っちゃいけないの。
来年の1年生にあげるんだって…。”
残酷な娘のひと事。
ようやく気付いた。
例年育てた朝顔の種を、翌年の新入生に託す。
我が家に来た美しい朝顔も、昨年の1年生からプレゼントされたものだったのだ。
世の中そう旨くいかない。
来年の私の楽しみはあっけなく奪われた。
とはいえ、夏休み前に運んだ娘の朝顔は、
1年生の教室の外に並んだどの朝顔よりも
大きく元気で、2学期が始まっても花を
咲かせているそうだ。


来年も、新しい1年生の家庭の庭先を美しく飾り
ひと夏ずっと楽しませてくれます様に…。

[2008-10-01 14:37]

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