健在
最近頂くお便りに、よくこんな一言が添えられている。
“我が家で、また新しい犬を飼い始めました”
なぜか?
山形の我が家で飼われていた犬が、あまりにも有名だったから…。
亡き義父が呼んでいた“ちょび”という名と、一般的な呼び名“ビー”という2種類の名前があった彼は、とにかく荒い…良く言えばやんちゃな犬だった。
そりゃそうだ、猟犬であるビーグルの血を引いていたから。
元々は私が飼っていたのではなく、私の嫁ぎ先に飼われていた犬。
だが、きっかけと言えば私…というかクリエイト礼文だ。
今から17年前、当時クリエイト礼文の事務所が入っていた建物には、他にいくつかの会社が入っており、その1つで働いていた女性の隣の家で、生まれた8匹のうちの1匹。
貰い手が決まらず、保健所にいかなけれなならない…
という話を聞き、当時つきあっていた夫になにげなく話をしたところ、
(飼っていた犬が死んでしまったばかりの)夫の家に貰われる事になったのだった。
貰われてからすぐにそのやんちゃぶりを発揮し、お陰で夫の家族は生傷が絶えなかった。
少し大きくなるとますます手が付けられなくなり、近所でも有名な犬になった。
家の中で飼っていたので、その勇ましさに我が家の訪問者は怖がり、“ビーが生きてる限り、友達も呼べない…”と夫の母はよくぼやいた。
私が嫁いで長男が生まれると焼きもちを焼き、夫が仕事から帰宅するとまだ赤ちゃんの息子を踏み飛ばして夫を玄関まで迎えに行く。
テーブルの上のお菓子はよく盗食らいし、現場を押さえてコラッと頭を叩くと、口に含んだ「かもめの卵」が3個も!飛び出た事もあった。
それでも、ご飯を横から取られようがいたずらされようが絶対に人を噛んだりせず、愛嬌のある犬だったので蔭では人気があった。
クリエイト礼文のスタッフの方にも可愛がって?(怖がって?)頂いた。
…とすっかり過去形だが…彼に悪い!
まだ健在です。
お便りをくださる方は、もう死んでしまったと思われているようですが…
17歳になりました!
人間ではセブンテーンは青春まっただ中だが、犬の17歳と言えば“超”が付くほど長寿な方だ。
高齢も高齢なので、元気に走ることはもうない。
目も白内障なのでほとんど見えない。
耳も遠いので、耳元で呼ばないと振り向きもしない。
勇ましく吠える事もめったいに無い。
わき腹には大きい腫瘍も出来ている。
どんどん大きくなるが高齢なので手術も出来ない。
でも生きてます!
[2009-12-10 13:31]