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近所のおばちゃん

最近、幼児虐待のニュースが後を絶たない…。
2008年度の児童相談所の調べで、全国で幼児虐待の実態が確認された数は4万2662件。
うち強制立ち入りはわずか2件だったとか。
この年、調査以来最多の件数と言っていたが、昨年はきっともっと増えていたに違いない。

なぜこんなにも幼児虐待が増え続けているのか?!
核家族化の影響が多いと思う。
我が家の場合を振り返ってみると、子もたちが幼児の頃は姑と同居しており、実家も近くで夫婦以外にたくさんの手(目)があった。
私は仕事をしている事もあり、日中ほとんど手をかけてやれない申し訳無さに、ありきたりの言葉だが“可愛くてしょうがない”とは思っても、憎しみや怒りを覚えたなんて事は全く記憶に無い。
そういう意味では、姑や母に今でも私以上に子供達を気にかけてくれる妹に感謝してもしきれない。
保育園で自分の子供のように可愛がってくれ、今でも便りを行来する先生方にもお礼のしようがない。

自分の子供の頃を振り返ってみると、我が家は祖父母と同居はしていなかったが、
ご近所がいつも気にかけてくれており、良い事は誉め、悪い事は叱ってくれる他人が回りにたくさん居た。
お隣の玄関はいつも開きっぱなしで、暑い日は上がり込んでちゃっかりアイスをもらったり、万が一自宅に母がいなくても「お母さん居ないの?じゃ、帰ってくるまでおばちゃん家にいなさい」
という声が常にあった。
子供心にもそうだったから、私の知らないところで
母もきっと回りの人に救われたに違いない。

核家族化がすすむ現代。
望んでも?祖父母と暮らすのは難しい。
まして、自分から近所の他人と関わるのは難しい。
最近、自分の子供達に手がかからなくなって、小さい子供を見ると妙に懐かしく?愛しく思えるようになってきた。同じマンションで小さい子供を持つ親子を見かけると積極的にかかわってみる。
だからといって何の手助けになるとも思っていないが、何かの時に手助けしたりもしかしたら心の救いになれる事があるかも知れない。
そう思うと、私もつくづく「近所のおばちゃん」
になったのだなあ…と思う。

[2010-05-02 19:09]

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